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――ブルーノートの盤に封じられた“永遠の空気”
夜、お店が終わり、そして仕事の終わった後、レコード棚の奥から一枚を抜く。
おっと、コーヒーを淹れ忘れちゃいけない。
ブルーのラベルが月明かりに照らされ、静かに輝いている。
針を落とすと、部屋の空気が変わる。
その瞬間、誰もいないはずの空間に人の気配が戻る。
コルトレーンの息、ブレイキーのドラム、
そしてルディ・ヴァン・ゲルダーがミキサー卓の奥で小さく頷く。
ブルーノートの音とは、
ただの録音ではなく、“空間の記憶”だ。
マイクが拾ったのは音ではなく、温度、湿度、そして時間。
ルディはそれを瓶詰のように密閉し、私たちに残してくれた。
1957年、ニュージャージー州エンゲルウッド・クリフ。
木の梁と高い天井が生み出す自然のリヴァーブ。
ルディはその響きの中で、音を彫刻のように組み立てた。
ジョン・コルトレーンのテナーが吹き上がると、
ピアノ、ベース、ドラムが一斉に空間を押し広げる。
音が前に出てくるのに、決してうるさくない。
それは、彼が“音の呼吸”を知っていたからだ。
『Blue Train』をオリジナル盤で聴くと、
スタジオの木の香りまで漂ってくるようだ。
アート・ブレイキーのスティックが空気を裂く。
その瞬間、部屋が震える。
『Moanin’』を録ったのは、まさに“音の格闘家”ルディ・ヴァン・ゲルダーだった。
彼の録音は、楽器の音を分けない。
すべてを“演奏者ごと録る”。
ドラムの響きにピアノの共鳴が重なり、
その奥でベースが人間の鼓動のように鳴る。
ルディは、音を磨くのではなく、
「人がそこにいた」という事実を記録した。
キャノンボール・アダレイ『Somethin’ Else』。
マイルス・デイヴィスのトランペットが、まるで夜の呼吸のように鳴る。
音と音のあいだに、沈黙がある。
その沈黙こそ、ルディが録った“もう一つの音”だ。
普通のエンジニアならカットしてしまう息の音やペダルの軋み。
ルディはそれを残した。
彼にとって音とは、人の存在そのものだった。
1964年、ウェイン・ショーターの『Speak No Evil』。
この盤を聴くと、部屋の空気が夜になる。
マッコイ・タイナーのピアノは闇に沈み、
エルヴィン・ジョーンズのドラムが霧の中を叩く。
ルディは音の配置を建築のように構成し、
聴く者を“音の空間”に導く。
彼の録音は、聴くたびに違う夜を見せてくれる。
ブルーノート盤を査定するとき、
まず盤を光にかざし、“RVG”の刻印を探す。
それを見つけた瞬間、もう音が聞こえてくる。
盤面のその小さな刻印は、音楽史のサインであり、
「音の魔術師」の署名でもある。
🟡 ⭐⭐⭐⭐⭐
「棚の奥に眠っていたブルーノートが、再び息を吹き返したようでした。」
(大阪市西区/50代男性/会社員)
父の形見だったブルーノートのオリジナル盤を数十枚ほどお願いしました。
どれも埃をかぶっていて、自分では価値があるのかもわからなかったのですが、
査定員の方が一枚一枚を丁寧にジャケットの縁、ラベル、盤の刻印まで確認してくださり、
「これはルディ・ヴァン・ゲルダー録音の初期プレスですよ」と教えてくれた瞬間、鳥肌が立ちました。
『Blue Train』や『Moanin’』を久しぶりに聴かせてもらうと、
まるで父がそこにいるような音の温かさ。
査定後はそのまま出張買取をお願いし、納得の金額で引き取っていただきました。
音楽が世代を越えて引き継がれていくのを感じました。
🔵 ⭐⭐⭐⭐☆
「ジャズ喫茶を閉めるタイミングでお願いしました。思い出ごと丁寧に扱ってくれました。」
(京都市左京区/70代男性/元ジャズ喫茶店主)
30年以上続けてきた店を閉めることになり、レコード棚にずらりと並んだブルーノートを整理。
一枚一枚に想い出が詰まっていたので、正直手放すことに躊躇もありました。
でも査定に来てくれた店長さんが、
「ルディ・ヴァン・ゲルダー録音の音は、次の誰かにも響きますよ」と言ってくれて、少し救われました。
査定額は予想以上。特に『Somethin’ Else』のRVG刻印盤は高評価。
「音の保存状態が素晴らしいです」と言われたとき、
あぁ、自分の“聴いてきた時間”がちゃんと残っていたんだな、と感じました。
🟠 ⭐⭐⭐⭐⭐
「遺品整理の中で出てきたレコード。思い出を大切にしてくれました。」
(奈良県生駒市/70代女性)
亡くなった夫が生前集めていたジャズレコード。
どれも英語のタイトルばかりで、私は何が貴重なのかもわかりませんでした。
それでも、スタッフの方が一枚ごとに「これは1950年代のブルーノート初期盤です」「この刻印はRVGといって、音が違うんですよ」と丁寧に説明してくださり、安心してお任せできました。
査定が終わったあと、「よければ少し聴いてみませんか?」と勧めてくださり、
久しぶりに『Speak No Evil』を一緒に聴きました。
涙が止まりませんでした。思い出を壊さずに引き継いでくれる方にお願いして、本当によかったです。
💗 ⭐⭐⭐⭐☆
「RVG刻印の意味を知って、レコードの世界観が変わりました。」
(兵庫県西宮市/50代男性/初心者ジャズ好きおじさんさん)
ネットオークションではよく買っていたのですが、
「RVG刻印」という言葉の本当の意味を知ったのはこのお店のおかげです。
査定の際に、「これはルディ・ヴァン・ゲルダー本人が録音した証です」と教えてもらい、
実際に聴かせてもらうと、音の奥行きがまるで違う。
自分のコレクションの中でも、オリジナルと再発盤の“息づかい”の違いを再発見しました。
売るつもりで呼んだのに、逆に“音を聴く喜び”を思い出してしまいました(笑)。
🟢 ⭐⭐⭐⭐⭐
「オーディオ機器と一緒にお願いできて助かりました。」
(滋賀県草津市/60代男性/オーディオ愛好家)
レコードだけでなく、古いMcIntoshのアンプやJBLのスピーカーも一緒に見てもらいました。
重たい機材の搬出もすべてスタッフの方が手際よく対応してくださり、
査定もオーディオ専門の視点で見てくれたのが安心でした。
ブルーノート盤はもちろん、機材も一緒に引き取っていただき、
部屋がすっきりしたのに心が少しあたたかくなりました。
「音楽の記憶まで大切に扱ってくれるお店」――まさにそんな印象でした。
🟣 ⭐⭐⭐⭐☆
「宅配でも驚くほどスムーズ。遠方でも安心でした。」
(愛知県名古屋市/30代男性)
仕事の関係で大阪まで行けず、宅配での査定をお願いしました。
梱包の方法も丁寧に案内があり、届いた翌日に査定結果が届くスピードにびっくり。
査定金額にも満足でしたが、
何より“レコードを愛している人が査定している”と伝わる文章に感動しました。
🟤 ⭐⭐⭐⭐⭐
「コレクター卒業。長年の収集を安心して託せました。」
(東大阪市/70代男性)
若い頃から集めてきたジャズLPが千枚以上。
年齢とともに整理しようと思い、思い切って出張査定をお願いしました。
スタッフの方が到着してから3時間、
盤面の状態、レーベル表記、刻印、音質傾向まで一枚一枚チェック。
最終的にすべてまとめてお願いしましたが、
「これらは単なる中古品ではなく、音の歴史です」と言ってもらえたのが一番嬉しかった。
コレクターとしての誇りを最後まで尊重してくれる姿勢に感動しました。


















ルディ・ヴァン・ゲルダー録音のブルーノート作品、
当店では高価買取強化中!
RVG刻印盤・Ear刻印付き・Lexington・47 West 63rd・NYCラベルなど、
オリジナル盤・初期プレスを中心に高評価いたします。
帯欠け・書き込み・ジャケット擦れがあっても大丈夫。
内容・音質・プレスを総合的に判断します。
音は、時間のかたちをしている。
ルディ・ヴァン・ゲルダーの録音は、
ただの記録ではなく「音の標本」だ。
そこには息づかいと湿度、夜の匂いが残っている。
あなたの棚の中にも、そんな一枚が眠っていませんか?
もしそうなら、私たちがその音の物語を、
次の時代へと丁寧に引き継ぎます。








