音機館オーディオ店が提案する|レコードをいい音で!おすすめの初心者向けアンプ入門

若い頃、プロのレコーディング・エンジニアになるための専門学校に通った事があるのですが、入学してすぐにこう言われました。「良い音を知らないと良い音は録れないし作れない。良い音を聞いて知るために、まずは良いオーディオを揃えてください。すべて一体となっているものではなく、単体で揃えるように。特にアンプとスピーカーは絶対に安物で済ませないように。昼めしを抜いてでも、頑張ってアルバイトをしてでも、まずはこのふたつを買ってください。」

オーディオを揃える際に、要となるのがスピーカーとアンプです。アナログのレコードを聴く場合は、これにピックアップ・カートリッジが加わります。これらはそれぞれの相性があるので(特にアンプとスピーカーは相性があります)、いい物であればバラバラに揃えても常によくなるとも限りませんが、とにかく良いものでないと良い音になりません。ところがアンプは色々と種類があるので、最低限の知識がないと選ぶ事すら困難かと思います。最悪の場合は、買わなくて良いものを買ってしまう事も…。

今回は、オーディオを鳴らすための心臓部であるアンプ(オーディオ・アンプ)について、初心者向けに分かりやすくお話させていただこうと思います。

■アンプって何をしているの?

オーディオ装置におけるアンプの役割は、音の増幅です。レコード、CD、サブスクなど、何らかの音源は最終的に電気信号に変えられますが、これはそのままでは非常に小さく、スピーカーを振動できるレベルにまで増幅する必要があります。この仕事をするのがオーディオ・アンプの役割です。

■役割別に見たアンプの種類

オーディオ用のアンプは、役割別にプリアンプとパワーアンプ(メインアンプ)のふたつに分けられます。両者を一体化したプリメインアンプというものもあります。ミニコンポなどについているアンプなどが、プリメインアンプの例です。

プリアンプとパワーアンプの役割の違いはどこにあるのでしょうか。簡単に言うと、プリアンプは、入力ソースの選択(たとえばレコードとCDなど)、ラインレベルの電気信号の増幅、入出力のインピーダンス等の調整などを行います。

一方のパワーアンプは、プリアンプで整得られた信号をスピーカーの振動にまで増幅する役割を持ちます。

■プリアンプについて、もう少し詳しく

プリアンプの仕事を電子工学の用語や化学式を用いず説明すると「電気信号の増幅」「音を整える」などとなってしまうのですが、この言葉だけで理解してしまうと、「大きくするだけだったらメインアンプと同じではいけないのか」「メインアンプで整わないのか」という疑問がわいてくるかも知れません。この疑問に応えるため、プリアンプの役割をもう少し説明してみます。

現在、一般家庭で使われている電気は交流と呼ばれるもので、オーディオ機器もそれに倣って交流用に設計されています。そして、プリアンプの必要性を理解するために必要となるもののひとつが、インピーダンスです。インピーダンスとは、交流に対する抵抗の事です。電気信号が流れる時には、間に挟まるものが抵抗として作用します。ケーブルやスピーカーもその例外ではありません。

音楽においてたいがいの抵抗は大した問題ではないのですが、少しやっかいなのがコンデンサやコイルといったものです。たとえば、コイルは周波数の高い交流を通しにくいです。難しい話は省略しますが、要するに電気信号を良い音で鳴らすには、インピーダンスを良い状態にマッチングし、アンプに入力される電圧を適正レベルに調節する必要があります。ちなみに、プロ機器のパワーアンプの場合、「プラ4」(+4dB)となっているものがほとんどです。

これがプリアンプの主要な役割です。電気信号がここまで整えば、あとはどんどん増幅するだけ。この「あとは増幅するだけ」の役割がメインアンプというわけです。

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■種類別に見たアンプ

アンプの分類の仕方は、役割別だけでなく電気信号の処理をする素材や方式別に分ける事も出来ます。信号処理の方式としてはアナログとデジタルがあり、アナログは大きくチューブ(真空管)とFETに分ける事が出来ます。

どのアンプが良いかは一概には言えず、選ぶ人の趣味や条件に左右されるでしょう。必ずそうというわけではありませんが、大まかに言ってアナログの方が温かみのある音になる代わりに音がぼやけやすく、デジタルは音がはっきりすっきりとしているかわりに冷たい音になる傾向があります。また、チューブとFETでは、チューブは温かみがある独特のサウンドを作りますが、チューブの温まるまでに時間がかかるうえメカニカルショックに弱く、寿命が短いという弱点があります。一方のFETは、すぐに使え耐久力に優れる強みがあります。

■アナログ・アンプには級がある

製品スペックなどに特に書かれているわけではありませんが、アナログのアンプには級があります。これは音質の等級ではなく、アナログ回路における増幅素子の動作点の違いをあらわしています。動作点別にみると、アナログ回路にはA級(class A)、B級、C級があります。このうち、アンプに使われるのはA級とB級です。

電子回路上の難しい話を抜きにして、オーディオ・アンプ上の特徴だけを話すと、A級はひずみが少ない代わりに供給電力に対する効率が悪く、結果として大音量に向きません。B級はオーディオ用にはプッシュブル回路という特別な回路でふたつのトランジスタを動作させて使うのですが、メリットは供給電力に対する効率が良いので大音量向きである事、デメリットはふたつのトランジスタが切り替わるタイミングで歪みが発生する事です。結果、現在のアンプではB球だけで使う事はほとんどないのですが、A級とB級のいいところ取りをしたAB級というアンプがあり、そこでB級は仕事をしています。

A級とAB級のどちらがいいかも、単純比較はできません。A級のなめらかで温かみのある音はぜひ一度は体験してもらいたいほど魅力ですが、大きな音が出せない、電気効率が悪いので電気代がかかる、そもそもA級仕様のアンプはウン十万円が最低クラスで高額である、などのデメリットもあります。AB級はいいところ取りなので良い気もしますが、私が持っているアンプの場合、ベストのサウンドで聴くにはある程度音量を上げる必要があります。

■最終的には自分の耳で聞いて判断しましょう!

以上、大まかなオーディオ・アンプに関する知識を書かせていただきました。オーディオの特性は、歪み率などは明らかに具体的な優劣がありますが、音のあたたかさなど優劣ではなく好みの問題で左右されるものも多いです。有名なメーカーだから、名機と呼ばれているから…などではなく、最終的には自分の耳で聞いて、自分の趣味に合わせて判断したいものですね。どうぞ、自分の趣味に合ったアンプを見つけ、素敵なレコード・ライフを楽しんでください!


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