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今も輝くアイドル　中森明菜の名盤レコード　「CRIMSON」の買取について｜onkikan.com

アイドルとしてデビューした中森明菜さん。素晴らしい歌唱力と表現力、パフォーマンスで、アイドルから本格的なシンガーへと成長。近年は、体調不良のため活動を休止していましたが、2022年8月に、活動をゆっくりと再開するとの発表。デビューから40周年を迎えて、明菜さんの活動が待ち望まれています。アイドル時代から、音楽的にも高い評価を受けてきた明菜さん。彼女のレコードの中でも、特に人気の高いものが「CRIMSON」。名盤と称されるその理由とは？

中森明菜のプロフィール

中森明菜さんは、1965年7月13日生まれのシンガーです。多くのスター歌手を生みだしたオーディション番組「スター誕生！」に合格し、1982年にアイドルとしてデビューしました。デビュー曲は「スローモーション」。2曲目の「少女A」での不良っぽさで人気に。3曲目の「セカンド・ラブ」では清純路線、続く「1/2の神話」では、また不良っぽく。以降もヒット曲を連発、曲によってさまざまな姿を魅せる明菜さん。抜群の表現力で瞬く間に人気アイドルとなりました。

花の82年組

明菜さんがデビューした1982年は、アイドルの当たり年で「花の82年組」と呼ばれています。同期は、小泉今日子、石川秀美、早見優、堀ちえみ、三田寛子、シブがき隊（敬称略）など現在も活躍する人ばかり。前年の1981年10月にデビューした松本伊代さんも、82年組に数えられています。たくさんのアイドルがいる中で、明菜さんの人気はとても高く、初期の頃から、メイクやヘアスタイル、衣装、振付に至るまで自分で考えていたとの事。そんなスタイルは女性からの支持にもつながり、ファッションリーダーとしての一面もありました。

松田聖子と人気を二分するトップアイドルへ

1980年代前半は、アイドル黄金時代。1980年、山口百恵さんが引退する年に松田聖子さんがデビューし、瞬く間にトップアイドルとなりました。同期は田原俊彦、河合奈保子、柏原芳恵、岩崎良美など（敬称略）。「聖子ちゃんカット」と呼ばれるふわふわとしたパーマヘアは、大流行。明菜さんは、その聖子さんと肩を並べるツートップとして人気を二分していました。かわいい聖子ちゃんとクールな明菜ちゃん、そんなイメージがあり、「聖子派」「明菜派」論争が繰り広げられていたのもなつかしい思い出。同様に男性アイドルでは「トシちゃん派（田原俊彦さん）」、「マッチ派（近藤真彦さん）」が繰り広げられていました。

アイドルから歌姫…実力派シンガーへ

デビューからずっとヒット曲を連発する明菜さん。大澤誉志幸、井上陽水、高中正義、松岡直也、玉置浩二（敬称略）など、人気ミュージシャン陣の創った楽曲を高いパフォーマンスで表現します。アイドルの枠を超え、いつしか歌姫と呼ばれるようになり、実力派シンガーとして認知されていきます。2022年には、NHKで「中森明菜スペシャル・ライブ 1989リマスター版」が放送され、大きな話題となりました。新しく個人事務所を発足し、活動再開が待たれる明菜さん。これからの彼女の歌が楽しみです。

名盤レコード「CRIMSON」の買取について、、、おしえて

アイドルの中でも実力派の明菜さんは、アルバムも高い評価を得ています。中でも名盤と称されているのが、1986年リリースの「CRIMSON」。とても人気のあるアルバムです。CDでもリリースされていますが、アナログ回帰の現代では、レコードの需要が高まっています。

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小林明子、竹内まりやが楽曲提供

なぜ「CRIMSON」が人気なのか？このアルバムの楽曲は、全10曲中、小林明子さんが曲のみ5曲、竹内まりやさんが、詩曲共に5曲提供しています。小林明子さんは「恋におちて -Fall in love-」の大ヒットで知られるシンガーソングライター。竹内まりやさんは、シティポップのクイーンとしても世界中から人気のあるアーティスト。明菜さんの人気に加え、作家陣の豪華さ、クオリティの高さも人気の一つとなっているようです。

「駅」の解釈をめぐって山下達郎の苦言も…

「CRIMSON」には「駅」が収録されています。「駅」と言うと竹内まりやさんの楽曲を思い浮かべる方が多いかもしれません。「駅」は、元々、まりやさんが明菜さんのために書き下ろした楽曲。まりやさんのバージョンはセルフカバーなのです。まりやさんは、楽曲依頼があった際、明菜さんの写真を並べ、イメージをふくらませて書いた、との事。

その「駅」をめぐっては、まりやさんの夫でシンガーソングライターの山下達郎さんからの苦言も…。「アイドルシンガーの曲の解釈のひどさに憤慨した部分があって・・・」との事ですが、後に「アーテイストに対してではなく、アレンジ等のスタッフに対する意見です。」との言葉が。明菜さん側の楽曲の解釈に納得いかなかった達郎さんが、自分の手でアレンジしたいと思い、「駅」のセルフカバーをまりやさんにすすめたようです。明菜さんの「駅」は、声をおさえめに歌っているため、悲しさやせつなさが強調されている気がします。逆にまりやさんの「駅」は、前向きさや力強さが感じられます。

「明菜ちゃんの依頼がなければ書けなかった曲」と語るまりやさん。明菜さんの「駅」は、アルバムがリリースされた時からとても人気のあった曲です。まりやさんのバージョンしか知らない方は、聴き比べてみてはいかがでしょうか。

「CRIMSON」はシティポップの名盤レコードとしてプレミア的人気

明菜さんの人気、アルバムの完成度の高さ、作家陣の豪華さで「CRIMSON」は、今ではシティポップの名盤と称されているアルバムです。現在はアナログ回帰という事もあり、「CRIMSON」は、レコード買取市場でも高い人気となっています。明菜さんとまりやさんのコラボですから、プレミア的人気となっているアルバムと言えます。

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