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ハンコックなどなどサイン入りジャズ・レコードを出張買取しました｜音機館ジャズ大阪本店（神戸,京都,奈良,和歌山）

先日大阪枚方市にてジャズのLPレコードを500枚ほど出張買取させていただきました。

査定をすすめていくうちに、ジャケにサインがあるものがちらほら、50枚程度ありました。
ぼくはこれらを見て、「おー！ハービーハンコックの直筆サイン入りやー」、
「ウェイン・ショーターのもあるやーん、しかもブルーノート盤にもらってるーすげー」と思わず声にもらしました。

しかし、手放しでよろこんでいけないのがサイン入りの世界。

入手経路が大切です。
というのもニセモノという可能性があるということです。
逆にホンモノでも売主さん自身で詳細な説明が口頭でできなければニセモノとまでは言わないけど、
グレーなサイン入りと判断されます。
ちなみに当店ではグレーなサイン入りのものは買取しておりません。
サイン入りのものはとうぜん、サインなしのものとくらべて高く買取ますし、それだけ慎重になるのは
しょうがないっちゃないんです。
１～２年前のことなら覚えていても、20年前のものだったら記憶をたぐるも、ほとんどの人が
憶えていないと思うから、ホンモノに近いグレーのものをお持ちの方にはほんと申し訳なく思っております。

今回お売りいただいたお客さんは、サインをもらったときの演奏者との記念のツーショット写真があり、
さらに日記を付けられていたので、ライヴの日付などあってるかなどそれを細かく確認し、
真贋的にOK！だったので高価買取をさせていただきました。

アニタ・オデイのサイン入りもすげーし、
たぶん、アニタは黒マジックだし、ジャケのどこに書こうかと迷ったはずですね。
そして自身のジャケの腕の白い箇所にサインを入れたんだろうなーとか、推測するのも
たのしいですよねー

上の画像で言えば残念なものもあります。
チャールズ・マクファーソンの名盤のやつなんですけど、どこが残念なのかみなさんお分かりになりますか？

はい、正解です。
もらった側の名前が入っているのはサイン入りとして再販する際はいけませんね。
To Shinji とありますが、売主さん以外のシンジさんが買う分には同名だし良いと思います。
ただ、シンジさんという名前の方ばかりなら高価買取もできるんですが、そうもいかないので
やはり、再販時を考慮して、高価買取はきびしーかなーと。
好評であれば、また次回サイン入りブログを書きまーす。